文学・評論 外国の著者3

ぶんがく・ひょうろんがいこくのちょしゃ3 商品一覧
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幼年期の終り (講談社ルビー・ブックス)
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楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)
この小説が書かれたときの作者は、不治の病に侵され、余命幾ばくもない状態だったようです。(後に誤診と判明、クラークは今でも健在です)。 そう考えると、クラークらしくない強引な設定(地理的に)もうなず......
楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)
架空の島タプロバニーを舞台にして、宇宙まで届くエレベータを建造する話です。あとがきにも詳しく書いてありますが、タプロバニーは作者のクラークが在住のスリランカがモデルです。そして、宇宙エレベータを建造......
幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))
突然現れた宇宙船によって、人類は孤独ではない事を知る。 オーバーロードの統治によって幼年期が終わり始め、徐々に変質していく社会と人類。 自分の拙い表現力ではこの作品の魅力を言いあらわすことは出来ない......
悠久の銀河帝国
わざわざ文庫化しなくてもよかったんじゃないか? ベンフォードの書いたという後半は余計です。アイデアは面白く魅力は感じないとは言わないけど、これじゃアルビンがした冒険なんてなかった方がよかった、とい......
遙かなる地球の歌 (ハヤカワ文庫SF)
科学に対するあくなき洞察力と哀しみさえ呼び起こす詩情豊かな表現力が織り込まれた本作は、「幼年期の終わり」や「2001年宇宙の旅」などの傑作を創造したアーサー・C. クラークの集大成と言っても過言では......
楽園の日々―アーサー・C・クラークの回想 (ハヤカワ文庫 SF ク 1-44)
クラークの作品の魅力に、その前書き、あるいは、あとがきをあげる読者は多いのではないだろうか。 諧謔を交えながら、宇宙飛行士や著名人がクラークの作品にいかに影響を受けているのかということや、彼の作品が......
白鹿亭綺譚 (ハヤカワ文庫 SF 404)
アーサー・C・クラークといえば、「2001年宇宙の旅」が有名。20世紀初め(ニューヨークタイムスが「ロケットは宇宙で飛ぶはずがない」と言っている時代!)に既に衛星放送を予言した話を書いたり、温度差......
決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
これほど何回読んでも発見がある一冊はないですよね。いや、むしろ発見したいから読んでる のかも、、 ボーマンとHAL9000のやりとりはスリリングだし、宇宙の描写、とりわけ木星や、土星、そし てスタ......
トリガー〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
この「トリガー」の出現によってもっとも影響を受ける社会はアメリカにあるはずで、ほとんどそのアメリカのみを舞台にして描かれているのはわからなくはない。しかし、クラークならもう少し広い舞台で展開して欲し......
眩暈(めまい)
20数年ぶりに再読。 これは20世紀を代表する世界文学であり、ギュンター・グラスの『ブリキの太鼓』や武田泰淳の『富士』を凌ぎ、トーマス・マン『ファウスト博士』『ブッデンブロークス』、大岡昇平『俘虜記......
救われた舌―ある青春の物語
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ペスト (新潮文庫)
『異邦人』も良いですけれど、カミュをはじめて読む方にはこちらのほうがおすすめです。ペストによって隔離されたオラン市の人々、医師、宗教家、新聞記者、犯罪者などの変化を通して、法律やキリスト教における......
転落・追放と王国 (新潮文庫)
カミュは悲しい作家だ。読んでいて、いつもそう思う。 晩年に書かれたこの本は、さらにその色合いが濃い。 『転落』は、饒舌な語り手が、アムステルダムの酒場を舞台に、一人称で自分の人生を語る物語。 自分......
シーシュポスの神話 (新潮文庫)
カミュは天才であると同時に、いわゆる苦労人でもあります。 アルジェリアで生まれ、貧困の中で育ちます。彼をノーベル賞作家にまでにしたのは、その知性まさにそのものだと言えるのではないでしょうか。 そ......
ナポレオンの剃刀の冒険 (論創海外ミステリ 75 シナリオ・コレクション 聴取者への挑戦 1)
1905年アメリカで生まれた従兄弟同士の合作コンビで処女作「ローマ帽子の謎」を皮切りに国名シリーズで一世風靡し長くミステリー界をリードし続けた巨匠クイーンの生誕100周年を祝って2005年に出版され......
マイケル・K
Written at a time that Apartheid was still very strong, Coetzee gave a philosophical to life in tha......
動物のいのち
某県の観光ダチョウ園では、ダチョウたちが放牧されていて、餌をあげたり乗ったりして遊ぶことができますが、併設のレストランではなんとダチョウ肉のステーキがメニューにあり、名物になっているんだそうです。臭......
恥辱 (ハヤカワepi文庫 ク 5-1)
「なんという屈辱だ」 「あんな大使を抱きながら、こんな末路を迎えるとは」(本文より) 南アフリカを舞台にした、「負け犬」小説。 女子大生に手を出した大学教授がその職を追われ、田舎に落ち延びていく......
恥辱
間違いなく近年読んだ小説の中でベストだ。ロリータ以来の衝撃と言って良い(H16.5.16)。舞台は南アフリカ。離婚した壮年文学教授がこうむる、屈辱的な事件の数々。そのエロチックな事件を主軸に、教授......
マイケル・K (ちくま文庫)
なんというか、読み出したら止まらないのだ。奇妙な時間のなかにすっぽりはまってしまうような、作品内のことばの空気が貼り付いてくるような本だ。読んでいる側にとっては非日常なのに、作品世界がこちらの日常に......
少年時代 (Lettres)
『恥辱』がいちばん有名でしょうかね、この作家の中では。 ある意味マジック・レアリズム? 違うか。 少年時代の南アフリカ。自伝であるとともに、少の視点から綴られた歴史、ということにもなるのか。 ......
エリザベス・コステロ
私は、同じ著者の「動物のいのち」と合わせ読んで、クッツェーの動物愛護とは、「暴力」のモチーフの延長として理解しました。つまり、作家が暴力、悪を描くときの想像力がどの程度リアリティーを持つのか、その罪......
夷狄を待ちながら (集英社文庫)
「夷狄が襲来してくる」といって警戒し続け、しかし物語中、夷狄は実際には襲来してこない。 このシチュエーションはブッツァーティの「タタール人の砂漠」に通じるところがあるが、タタール人が孤独の静かな狂気......
ダスクランド (アフリカ文学叢書)
南アのノーベル文学賞作家クッツェーの作品の中で、レヴュアーは、本書と『夷狄を待ちながら』が大好きです。個人的な趣味ですが。本書は彼のデビュー作。34歳の時に発表されました。「ヴェトナム計画」「ヤコブ......
石の女 (アフリカ文学叢書)
クッツェーの第2作目の作品。 原題は『In the heart of the Country』だが、『石の女』という題もまずまずのセンスといえる。アフリカの奥深くの農家の、男の味を知らないまま青春......
ペテルブルグの文豪 (新しい「世界文学」シリーズ)
南アフリカの作家でノーベル賞受賞者のクッツェーが、息子の死というつらい体験や作家の宿命を、ドストエフスキーを使って語っている。ドストエフスキーの伝記ではない。まったくのフィクション。ドストエフスキー......
敵あるいはフォー (新しいイギリスの小説)
「フォー」はダニエル・ディフォーの「ロビンソン・クルソー」をモチーフにしながら、オリジナルに匹敵する魅力を持ったコッツィア独自の作品である。フライデーと、その主人であるクルソーとの関係に加え、スーザ......
Foe
「フォー」はダニエル・ディフォーの「ロビンソン・クルソー」をモチーフにしながら、オリジナルに匹敵する魅力を持たコッツィア独自の作品である。フライデーと、その主人であるクルソーとの関係に加え、スーザン......
ビッグ・サーの夏―最後の路上
ビート・ジェネレーションの精神的支柱、ジャック・ケルアックの後期の作品。傑作青春文学作品「路上」で時代を切り拓いた彼が、時代に追い抜かれていく様がほろ苦い文体で描かれていく。インスピレーションの精......
地下街の人びと (新潮文庫)
涙とはtearsである。 美しい。 内省的で。〜まさにジョン・レノンの詩のような。。 僕は泣いた。 アイ・クライ・インステッド。思い出すたびにいい意味で心がえぐられます。濃厚で透明葡萄酒のような魅力......
地下街の人びと (新潮・現代世界の文学)
この版は10年位前に購入したが、訳が初版当時のままなので全般に訳文が古臭く感じたり、ビートニク用語の訳もこなれてなく非常に読みづらかった記憶がある。新訳の文庫版が出てるようなのでそちらを買ったほうが......
荒涼天使たち〈1〉
第2作「路上」でスターダムに踊り出たジャック・ケルアックの代表作というべき作品。無作為的散文といわれる彼の文体はこの作品で見事に作用して、零れ落ちて過ぎ去っていく時間を捕らえていく自らの感覚の揺れ......
孤独な旅人 (河出文庫)
短編集。多少、読みにくいものもあるが、ケルアックの経験をより直接に書いているために、「路上」よりもむしろ理解しやすいところがある。必ずしも路上ではなく、船に乗っていたり、鉄道で働いていたり、ヨーロッ......
路上 (河出文庫 505A)
あまり賛成しないだろうが大した小説じゃない。ボウルズは偉大な存在だし、バロウズも鬼才というに足るが、ケルアックはかなり落ちる。この人の人生やこの本で描かれている人生は面白いといえなくもないかもしれな......
オン・ザ・ロード (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1) (世界文学全集 1-1)
「路上と訳してしまっては何か大事なものが欠けてしまう…動く感じがないのだ…『オン・ザ・ロード』は『路上』をどこかへの『途上』と信じてひたすら移動を続ける若い連中の話」 と紹介の冒頭に書いていました。......
通過儀礼
哀れなほど生真面目な若い牧師が,船乗りたちの悪戯で,酒を飲まされ泥酔してオカマ掘られて,酔いから醒めたあと恥辱に苦悩しつつ死にました,とさ。ブッカー賞というのを受賞したらしいけど,原語で読むと文体が......
尖塔―ザ・スパイア
本邦初訳のこの小説は、ノーベル賞作家ゴールディングの長編5作目だそうだが、テーマの深さといい、ミステリータッチのストーリー展開といい、比喩に富んだ詩的な文体といい、彼の有名な処女作『蝿の王』に勝る......
蝿の王 (新潮文庫)
すごい小説です。戦時中、疎開先へ向かう飛行機が突然墜落しました。そして、法律もルールもない無人島に投げ出された子ども達が自らがルールとなり、サバイバルしてゆくという展開で進められてゆくストーリーです......
蝿の王 (集英社文庫 コ 1ー1)
すごい小説です。戦時中、疎開先へ向かう飛行機が突然墜落しました。そして、法律もルールもない無人島に投げ出された子ども達が自らがルールとなり、サバイバルしてゆくという展開で進められてゆくストーリーです......
可視の闇
が、読みにくかった…。3部構成なのだが、特に第1部が読みにくくて往生した。どういう話か説明するのも難しい。ゴールディングは戦争と宗教と虚無の作家だと思う。この本も、そういう感じ。……かなあ?読んでみ......
玉ねぎの皮をむきながら
現代ドイツを代表するノーベル文学賞作家、ギュンター・グラスの自伝。玉ねぎの皮をむくように、作家は自らの過去を明らかにしていく。本書の中でナチスの親衛隊員だったことを告白し、世界中に衝撃を与えた。 ......
鈴蛙の呼び声
逆転、逆説的発想、それでしか真の哲学も、新なる文学も始動しえない。それを論理の枠にに入れ込まず、自在なる老境からの発想で表出したのが、本書ということになる。 もちろん、象徴的な【鈴蛙】が不気味な......
ブリキの太鼓 第3部 (3) (集英社文庫 ク 2-4)
この本を初めて読んだとき、すごい衝撃を受けました。 単なる歴史批判小説だと思い手を出したのですが、そんな領域に収まるものではありませんでした。 文章は隠喩だらけで、完璧に理解しようとしても不可能だと......
ブリキの太鼓 第2部 (2) (集英社文庫 ク 2-3)
ブリキの太鼓は、グラスが創作した非現実で想像を超えた独特の世界観で構成されている。 例えば、主人公オスカルは3歳で成長が止まっており、外見は幼児だが頭脳は大人である。 またオスカルは、自分の......
ブリキの太鼓 第1部 (1) (集英社文庫 ク 2-2)
正直なところ、ようやく第一部を読み終えた、というのが率直な思いである。 特に難しい単語が使われているわけではない。 でも、この小説は他の小説で同じ分量を読了した時より、数倍疲労感がある。 この小説......
テルクテの出会い (現代の世界文学)
時は1747年、30年戦争よる荒廃を憂いて、各地からテルクテの旅籠に集う男達。彼等は皆、今日の言葉で言えば「文筆」を生業とする者達。「同じ言葉を話す人々が、何故理解し合えないのか?」という問いに答え......
蟹の横歩き―ヴィルヘルム・グストロフ号事件
チャートじゃなくてチャットだよな。訳がちょいあれな希ガス ていうか75歳の作者がネット社会にはびこる厨房の末路を描いているのに それより若い訳者が間違ってるのは情けないですな にしても武装SSに志願......
悪い時 他9篇
お伽噺は、現実と想像が近づき、重なり合い、やがて渾然となった処に生れるものではないでしょうか。現在では「昔話」と呼ばれていますが、日本の各地で今も語り継がれている数々の伝承も、そのような処に生まれた......
誘拐
「麻薬王の命令で有名ジャーナリトが誘拐される。人質の肉親は大統領と協力し、必死の救出作戦を展開する」こんな粗筋の本だ。粗筋だけ読むと、どこかの二流ハリウッド映画と間違えかねない。だが、これは現実に起......
物語の作り方―ガルシア=マルケスのシナリオ教室
「物語の作り方」のケーススタディとして取り上げるなら可、 あるいは、 初稿を書き終えた後のチェックシートとして再読するなら可、 あるいは、 実作に取り組みたい人が前向きになれる後押しの書とし......
迷宮の将軍
同じ権力者を描いていても族長の秋とはだいぶんタッチが異なり,いわゆる魔術的リアリズムは影を潜めている。将軍の肉体が死が近づくにつれて縮んだり変色したりする描写や過去と現在を行き来するストーリー展開は......
百年の孤独
この本の冒頭には、親切なことに家系図が収められている。なければたぶん自分で作っただろう。新潮社は読者の楽しみを一つ奪っている。何度この図を見ただろうか。それほど、この物語は込み入っている。 南米......
族長の秋 他6篇
長編『族長の秋』、中篇『無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語』、そして短編五編を収めた作品集です。ガブリエル・ガルシア・マルケスは、その作品の長短を問わず、秀逸な「お伽話」を紡ぐこと......
族長の秋 (ラテンアメリカの文学 13)
個人的に「族長の秋」はマルケスの作品で一番好きな作品です。マルケスはその饒舌な文体を好きになれるかなれないかが好悪の分かれ目だと思うのですが、密度というのでしょうか、僕個人の読書力ではこの長さが限界......
ジャーナリズム作品集 (ラテンアメリカ文学選集 4)
なんとなく読んでみましたが、これは面白いです!こんないかにも「マニア向けの下積みワーク集」って感じのタイトルがついていますが、それは他につけようが無かっただけでしょう。本当にどの文章もただの"記事"......
悪い時 (新潮・現代世界の文学)
ガルシア・マルケス特有の、いくつかのエピソードの積み重ねではあるが、結末がない物語。カリブ海地域の小さな町でのある年の10月4日から10月21日までの話である。 夜毎に何者かが中傷のビラを貼るため町......
予告された殺人の記録 (新潮文庫)
南米の熱帯を思わせる濃密な文章。最終章に殺人の場面をもってくる構成。すべての物語が殺人へ向かって進んでいく。皆が顔見知りである、狭い地域でおこった殺人事件の記録。 舞台もそうであるが、筆力も熱い。物......
予告された殺人の記録 (新潮・現代世界の文学)
南米の熱帯を思わせる濃密な文章。最終章に殺人の場面をもってくる構成。すべての物語が殺人へ向かって進んでいく。皆が顔見知りである、狭い地域でおこった殺人事件の記録。 舞台もそうであるが、筆力も熱い。物......
迷宮の将軍 (新潮・現代世界の文学)
『解放者』シモン・ボリーバルの最後の日々を、ガルシア・マルケスの徹底した取材と調査により、小説化した作品。 かつての英雄も、病魔と無責任な人々の気まぐれな行為に苦しめられ、失意のうちにボゴタを去り、......
百年の孤独 (新潮・現代世界の文学)
20年振りかの再読でした。前回どういった感想を持ったのか我がことながら判然としないものの、とてもえる場面が随所に散りばめられているというのが今回の読後の印象です。マコンドという架空の街を舞台にホセ・......
十二の遍歴の物語 (新潮・現代世界の文学)
12作全部をとても字数制限内に語れないので、1作だけレビューします。川端康成の短編に着想を得て、マルケスはこの本に収録されている短編「眠れる美女の飛行」(1982年)と長編「わが悲しき娼婦たちの思......
ママ・グランデの葬儀 (集英社文庫 40-A)
「百年の孤独」が書かれる少し前の小品集。作品テーマが一貫して「孤独」であるマルケス。この「孤独」に魔術的リアリズムやロマンスなどの味を加えた混沌とした味わいが彼の作品の魅力なのだが、この初期作品集......
族長の秋 (集英社文庫)
具体と抽象の境界は比較的はっきりとしているはずですが、この境界を乗り越えることに成功したのが「族長の秋」だと思います。具体を積み重ねて現れる抽象。流暢さを積み重ねてたどり着く沈黙。プラスを限りなく......
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